つきに囚われた男 
 私的オススメ度:8P 

 先日『ミッション:8ミニッツ』がかなり面白い近未来設定だったので、監督を見たら、ダンカン・ジョーンズ。あのデヴィッド・ボウイの息子さんとのこと。そういえば、この監督のデビュー作『月に囚われた男』は当時話題になった記憶があった。見損ねてた映画だったのでレンタルしてみました。


【STORY】 
サム(サム・ロックウェル)は地球で必要なエネルギー源を採掘するため、3年間の契約で月にたった一人で滞在する仕事に就く。地球との直接通信は許されず、話し相手は1台の人工知能コンピュータ(ケヴィン・スペイシー)だけの環境だったが、任務終了まで2週間を残すある日、サムは自分と同じ顔をした人間に遭遇する。

【ネタバレ感想】 
体調的問題か少し眠気が襲いましたが、面白い作品でした!このダンカン・ジョーンズ監督、今後監督追いすると思います。
8ミニッツもそうですが、”生きること”を考えさせれる作品であります。監督が哲学を専攻していたと後から知って、妙に納得でした。

原子力、石油等・・・エネルギー資源が無限にあるとは限らない。人類の発達とともにあらたなエネルギー源を求める、それが太陽だったり、月だったりするわけです。その月に3年契約で人が送り込まれるって設定、いいじゃないですか、このあり得そうな近未来。
月での一人での生活は前半は想像通りな様子なのですが、途中から、ん?なんだ?、そう実はたくさんのサムのクローンの一人なのであります。
人がたった一人で生きようとするとどうなるか、思い出がどんなに大切か、最後は人と人工コンピューターのほろっとくるやり取りもありで、なかなか余韻が残る作品でありました。

地味な映画ですが、なかなかよかったです。